他社で復旧できないモノリス対応

デジタルカメラ 1 SDカード コンパクトフラッシュ

デジカメ画像復元

SDカードのデータ復元


SDカードのデータ復旧は困難

TSOP BGA モノリス
TSOP BGA モノリス
データ復旧難易度
他社の対応率
当店の対応率

USBメモリーの場合、使用されているメモリーチップのタイプは「TSOP48」が殆どですが、SDカードの場合は「BGA」もしくは「モノリス」が殆どです。

その理由はサイズと製造コストでしょう。

よって、SDカードが物理障害の場合はデータ復旧作業が困難となります。

特にMicroSDの場合は100%モノリスタイプです。

データ復旧の難易度

TSOP < BGA < モノリス


SDカード

SDカード

「SD」とはSecure Digitalの略称です。

復元率が高いメモリーと、復元率が低いメモリー、及び、データ復元が困難なメモリーがあります。

使用されているメモリーチップの仕様ですが、BGAもしくはモノリスが多いようで、最近は増加する傾向です。

理由は容量に対する価格競争の問題でしょう。つまり一体型メモリーは製造コストが安いからです。

ユーザーは故障して分解する迄は、どのタイプが使用されているか判別はできないのでやっかいです。

対策としては、同じ容量なら販売価格が高いモデルを購入するのが宜しいでしょう。

概要

SDカードは1999年にPanasonicとSanDisk(現在はWesternDijitalの傘下)と東芝(現在はKIOXIA)により企画されました。主流の規格になった理由は、ライセンス料が安かったからだそうです。

年代別進化

2006年 SDHC    32GB
2009年    SDXC    64GB
2018年 SDUC    128TB


MicroSDカード

1

SanDiskが開発、2006年規格発表
2022年8月現在、リムーバブルメディアの中では最もサイズが小さい。SDカードと電気的に互換性があるので変換アダプタに装着する事で、SDカードとして利用する事ができるので便利です。
携帯電話やスマートフォンに利用されているのはサイズが小さいからです。
外的圧力に対して強度が弱いメモリーであり、ヒビ割れ等、破損している物も多く持ち込まれます。
マイクロSDカードに使用されているメモリーチップは全てがモノリスです。
スマホやドライブレコーダーが主な用途でしょうから、アダプタを使用してSDカメラに使用されないようにしましょう。


CompactFlash

コンパクトフラッシュ

コンパクトフラッシュカードは、1994年にSanDiskが開発し、コンパクトフラッシュアソシエーションが策定した規格です。
「コンパクトフラッシュ」という名称は、サンディスクの登録商標であるため、他社は「CFカード」や「CF」と呼ぶ。

1990年代~2010年代にメモリーカードとして販売された。

インターフェースはパラレルATA接続が採用され、1990年代にノート型パソコン用としてPCカード(ATAカード)規格と電気的な互換性がある。

大容量で転送速度が高速と言う特徴があり、1990年代~2000年代にメモリーカードの規格争いで大容量と高速を必要とする機器に採用された。2010年代以降もデジタル一眼レフ用プロ用として採用された。2020年開発終了。

デジタル一眼レフカメラとCFカード
デジタルカメラが普及し始めた1990年代後半から2000年代前半にかけて、コンパクトフラッシュはスマートメディアと並んで代表的なメモリカードであった。その後、コンパクトデジタルカメラは、より小型のSDメモリカード・メモリースティックなどを使用するようになったが、それら小型メディアより高速かつ大容量であったため、デジタル一眼レフカメラなどの高級機器においては引き続きコンパクトフラッシュを使用するものが多かった。


SONY SxSメモリーカード

SXS-1

  • SxS PRO+(よみ:エス・バイ・エス プロプラス)
  • 型番「SBP-256E」、「SBP-128E」、「SBP-64E」
  • PCIe Gen2接続により2倍以上のリード速度3.5Gbps(440MB/s)
  • 128GBが5分でSSDに転送可。
  • 高信頼性・高耐久性 撮影気温:-25℃~65℃、保存気温:-40℃~85℃
  • カード内データは3箇所に同時コピー可。バックアップ用、編集用、コピー後のベリファイ可
  • SxSメモリーカードはexFAT、FAT32、UDF形式でフォーマット可。完全フォーマット+クイックフォーマット可
  • SxSカードの診断機能(書き換え寿命が近い場合の通知)
  • MPEG HDのハイビジョン動画を最長240分撮影可。
  • 4K XAVC (60p、600Mbps) が20分撮影可

xDPicture

オリンパスなど一部のメーカーで使われていたメディアで、最近では生産されていないため見かけなくなりましたが形やサイズはSDとよく似ています。
が、サイズの大きいカメラ(高級一眼レフデジカメ等)に利用されている事があります。
2010年以降は、データ復旧に持ち込まれる事はなくなった。


メモリースティック

昔SONYのカメラに使用されていましたが最近は見かけません。
2015年以降はデータ復旧に持ち込まれる方もなくなった。

受付ができないSDカード

他社で復旧に失敗された画像ファイルの修復はしていません。
ユーザー様ご自身で復旧に失敗し上書きしてしまった画像は復元できません。


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